今日だけは小説の話をさせてね
バルサミーコ
AQUA RIDE GAMES
一緒にくらしている妹が3回目のワクチンを打った
1回目、それに2回目は腕が少し痛くなった程度で
何でもなかったが、今回のは夜中になって熱が出た…。
…38.9℃
体温計を見せられて驚いた。
妹は布団の中でうなされている。
さらに悪寒がひどいらしくずーっと震えている姿を見て
これは本当にやばいのではないだろうかと思い始める。
悪寒は続いていて体の震えのために立って歩くこともできないらしく、トイレにも這うようにして行っていた。
早朝から買い出しに行き
ポカリスエットとかウィダーインゼリーとかほうじ茶とか病人が飲みそうなものをセレクトし買って帰ると
夜に飲んだ市販のかぜ薬が効いたのか
「熱下がってきた…」
と、37℃台の体温計を見せられほっとする。
何も食べられないと思っていたが
熱が下がるにつれ妹は
「腹が減った…」
と言い始める。
何が食べたいか聞くとケンタッキーとバーガー
肉が食えるくらいなら大丈夫そうだと思いながら、ケンタッキーとチキンフィレサンドをまた買いに走る。
もちろん妹はきれいに食べた。
午後になると熱は36℃後半の平熱まで下がり
ごそごそと動き出し洗濯物を干し始めたりしている。
一方で兄はなぜか風邪気味なのかだるくて布団から出れず…。
しまいには、寝たままの兄をよそに
「ちょっと仕事行ってくる」
と、休日出勤で残ってる仕事を片付けに行ってしまった。
一方で兄は布団で寝たままだ。
そして帰ってくると夜ごはんもたくさん食べて
またいっぱい寝て次の日も元気に仕事に出ていった妹…。
よく分からんけどあいつすごいなって
自分で買ってきたポカリスエットを自分で飲みながら
思う兄なのでありました。
本当は兄ちゃんだって妹を守れるような強い兄ちゃんになりたかったんだよ